今日も歌があるから

Tiamat / T'apo Eagh / ScreenShots : http://www.flickr.com/photos/100497787@N06/

ラーメン屋で出てくるような煮卵をつくろう!

ラーメンを食べるときに私が楽しみにしているものの一つが煮卵です。ただのゆで卵なのにお店によって味も違えば歯ごたえも違って、煮卵には夢がぎっしり詰まっています。そんな煮卵をご家庭で作ってみましょう。

◆用意するもの
タッパー
卵に調味だれが被るくらいの深さであれば小さなものでオーケー

卵(2~4個くらい)
ネギの青い部分
唐辛子
ごま油
醤油

その他浸け込んだら美味しそうな食材、調味料
(しょうが、みそ、黒砂糖、にんにく、などなど・・・)

◆ゆで卵をつくろう!
まず最初にぷにぷにのゆで卵を作ります。
お鍋に水を張って沸騰したら卵を入れるだけです。
ただし、ゆで時間は要注意です。ゆで卵をかじったときにとろーんと出てくる絶妙な半熟度合いを出すには6分30秒がベスト!6分だと白身がまだ柔らかくて潰れやすく、7分だと黄身が4割くらい固まってしまいます。というわけで6分30秒をオススメいたします。

◆調味だれをつくろう!
ゆで卵が出来上がったら一旦冷水に浸して冷ましておきます。そしてその間に漬け込むための調味だれを準備します。調味だれについては色々な配合があるので一概にこれがベストとは言えません。お好みで調整していただければと思いますが、私がよく作るのはこんな感じです。

水:100cc
ねぎの青い部分:5cm大に切ったのを4つくらい
唐辛子:4つくらい
しょうゆ、めんつゆ、ごま油:大さじ2

以上の材料をタッパーに入れて軽く混ぜたら、ゆで卵を浸けるだけです。このとき、ゆで卵がかぶるようにしないと上の方だけ味が染み込まないので、水やしょうゆなどを足してちょうどイイ具合にしてください。あとはふたをして冷蔵庫に入れて最低2日寝かすだけ。漬け込めば漬け込むほど味が染み込んで美味しくなります。


3日漬けてこんなかんじ。

私は手元にある食材と調味料で適当に作っちゃうので毎回味が違うのですが、それでも美味しいのが煮卵の良いところです。
それではみなさま、よい煮卵ライフを!

ドラゴンズドグマオンラインで改善してほしいこと

ドラゴンズドグマオンラインをちまちまと遊んでいます。
今はレベル14で序盤がそろそろ終わり、というところでしょうか。
初代、ダークアリズンと結構な時間遊んでいたので冒険自体はサクサク進むのですが、段々不便だなあと感じることも出てきて、ここいらで少し振り返りつつ今後直ったらいいな、という部分をまとめてみました。私はPS4版で遊んでいるのでPC版との違いはご容赦ください。
あと間違ってたり私が気づいてないだけなのであれば生暖かくご指摘いただけると嬉しいです。


私のキャラ(Dagashiyano Obahaahn)です。

拠点のつくりが複雑でだだっ広い

 ドラゴンズドグマは拠点となる町があります。モンスターハンターで言うところの集会所です。DDOではまずここに集合して準備を整えて冒険に繰り出す、というのがセオリーになりますが、この拠点の作りが少し入り組んでいて、慣れるまでマップとにらめっこする必要があります。拠点は大きく分けて4つ(神殿、中央・工房、宿場、商業)と分かれているのですが、名前だけ見てもどこに何があるのかが分かりづらく、一度マップで確認して移動するのを繰り返すのがややストレスでした。ただ、これはゲームに慣れてくると気にならなくなるとは思うので、一過性のものだと思います。もう1点、拠点が広すぎる点が気になりました。クエストの報告をするために依頼者の元に行くときがちょいと面倒です。エーテライトあったら便利だなーとか思わずにいられません。このあたりは今後のアップデートで充実してくるのでしょうか。
 

マップ機能が使いづらい、見づらい

 オンラインゲームで重要な機能のひとつであるマップ機能ですが、こいつがクセが強くて使いづらいです。個人的には直してほしい箇所ナンバーワンの機能です。PS4で遊んでいますが、PS4ではR2でマップ機能を呼び出してL2を押し込むとマップ拡大、マップを隅々見たいときはL2を押しながら左スティックで操作する必要があります。アクション寄りなのでおそらく移動中でもマップが確認できるようなつくりになっているのかと思いますが、戦闘中にマップを確認することはほぼない(そんなことしてると死ぬ)ので、マップはボタン一つでででんと呼び出したいところです。また、マップを広域にすると施設名が分からなくなるのが地味に不便です。街中はアイコンだけでも載せてほしいです。
 また、マップには主要施設のアイコンが載りますが、小さな部屋に複数人いるとアイコンが重複して何があるのか分からず、目的地にたどり着けないのが不便です。行き慣れた場所ならまだしも、まだあんまり訪れたことない場所ではいちいち足を運んで確認しなければいけないので、改善してほしいなあと強く願います。これが古から伝わる技法マッピングなんだよ!と言われればそれはそうなんですけども。
 

クエストアイコンがめっちゃいっぱい出てて混乱する

 冒険が少し進むと街やフィールドでクエストを受注したり、突発的に出くわしたりします。クエストは3種類あって、フリークエスト(青)、メインクエスト(赤)、エリアクエスト(緑)の3種類なのですが、このうちのフリークエストはそりゃもう無数にあるのでマップ開くとそこら中で青アイコンがpopします。色んなクエストがあるのは嬉しいのですが、今自分が追ってるクエストがどれなのかが分かりづらくて、混乱します。一応クエストには優先度を振ることができて、優先度の高いクエストについては数字で示してくれるのですが、色以外のアイコンの作りは一緒なので「あれ、これじゃねえや」と踵を返すことがしばしば。また、何度でも受注できるクエストはpopし続けるので結構邪魔です。また、これもクエスト依頼者が近くにいるとアイコンが重なってよく分からんしで、不便だなあと思います。例えば優先度設定しているもの以外はマップ上では「●」で表示されているだけで、カーソルを当てるかキャラクターがそこに赴くとクエストアイコンが視認できる、とかだとスッキリしてていいです。

店のアイコンが表示されてないじゃないの

 序盤に訪れるテルという村ではいくつかのクエストを請け負います。ここにはいくつか小屋があって、その中に武具や防具を売っているお店があるのですが、これにお店アイコンがついてないんですよね。これには覚者様も苦笑い。
 当時の私はレベルも10近くなっていて、装備を更新したいのですが、拠点には適正レベルの装備が売ってない、もうちょいこれでやれってことか・・・と進んだ先のお墓にいる敵がめっちゃ強いし攻撃いてえ!お前前作ではこんな強くなかっただろ!いやいやこれは家庭用じゃないから敵も強いのは仕方ないよねと自分を納得させて死闘を繰り広げること1時間半、レベル5の装備で奴を倒したのでした。奥にいるやつも一発17のダメージで30分かけて倒しました。で、テルの村に戻って報告を終えて、少しぷらぷらしたら武器屋があってそこで装備売ってて脱力。なんか攻撃力100近く上がるんですけど。というわけでアイコンは表示していてほしいところです。

エリアクエストが超重要なのに不親切

 ドラゴンズドグマではメインシナリオを進めるのとは別に、エリアランクを上げることが重要になっていきます。エリアランクというのは要するに名声のことで、各地方でクエストをこなして名声を上げることで難易度の高いクエストに挑めたり、新たなダンジョンに進めるようになります。お使いクエストにも意味を持たせてくれるのでプレイヤーとしては嬉しい仕組みです。エリアランクはエリアマスターという偉そうな人に話しかけることで詳細が分かりますが、次のランクに上がるまでのポイントはこの人に話しかけないと確認できません。多分。そろそろ上がるかなー?と思ったらいちいち確認しにいかなければならないのでめんどいです。それと、必要ポイントが数字だけなので直感的に分かりづらいです。バーを表示するなどして「もうひと頑張りしてくれや」感を出してほしいです。
 

メインシナリオが眠い

 メインシナリオがプレイヤー置いてけぼりなのとなんてことないやりとりに大仰なカメラワークを使いつつボイスが無いので割と眠いです。
 
 


あっ、はい・・・
 

ポーンがすぐ腹パンしてくる

 プレイヤーの頼もしいお供、ポーンは主人に忠実です。忠実だから主人がピンチのときはどんなことがあっても駆けつけて腹パンしてくれます。スケルトンを引き付けてくれてる間に遠距離から弓スキル連射したらスタミナ切れしちゃった!あ、まてまてくんなくんな!バカ!でも、ありがとう・・・
 

とはいえ楽しんでます

とりあえず思いつくままに挙げてみましたがこんなところでしょうか。ゲーム自体は変わらず楽しいです。大型モンスターにしがみついて落とすというのは、かつてモンスターハンターで憧れてできなかった遊び方です。敵も基本的には不気味でグロテスクな姿が多くて、硬派なスタイルはモンスターハンターとは違った楽しみ方があります。ソロでぼちぼち遊べるので気楽です。クラフトはまだ満足に手を出せていないのでこれからです。まだ始まったばかりのドラゴンズドグマオンライン、これからよいタイトルになることを祈って、オバダビトゥデェーイ

「響け!ユーフォニアム」の13話を見ました

「響け!ユーフォニアム」の13話を見終わりました。
楽しくてアツい3か月が終わってしまい、とても残念です。

そんなユーフォニアム最終話の感想を書かずにはいられなくなったので書きました。
BS視聴組は明日まで我慢してください。


 最終話はこれまでの集大成として、コンクールの様子が描かれました。1話で素人が聴いても分かるズレたテンポと抜け落ちた音が鳴り響いた演奏からすると、13話の曲は見違えるように素晴らしい音楽でした。最後の結果が見えるまで固唾をのんで見守り、画面の向こう側の皆と一緒に喜ぶことができて幸せな30分でした。
 
 今回、お話はコンクール当日の朝から終わりまでを描いています。私は中学生の時に演劇部に所属していて、みんなで会場に移動するときのふわっとした気持ちや楽屋や舞台袖で待っているときの緊張感はよく似ていて、見なきゃいいのに客席見て更に緊張したよなあ、なんて思い出したりしました。
 出発前のお守りのシーンを見ていて思い出したのですが、私がいた演劇部も発表の際は「舞台に出れる人」と「舞台に出れない人」がいます。私の部は女性8割男性2割という構成でしたので、男性は必ず舞台に出れましたが、女性陣は役を勝ち取らなければならず(大抵は先輩が優先でしたが)、裏方に回らざるを得ない女子もいました。そんなとき、女子は舞台に出る人へ激励の手紙を渡したりしていていて、女子はなんでこんなことするんだろうなーと思っていましたが、モチベーションを保つための役割だったのかな、と思いました。勿論、応援したいという強い気持ちがあった人もいたでしょうが。
 会場について他校の人たちと目を合わせ、客席から楽屋へ移動して本番に臨む前の空白の時間はとてもいやな時間です。すぐ出番だし、もう練習するような時間もないし、つうか音合ってるかな、譜面間違ってないかな、もっかい確認しよう、なんてこと2億回くらい繰り返す時間です。私は趣味でヴァイオリンを習っていますが、発表会の前のチューニングは何度やっても合ってないような気がして不安になりますし、譜面も何度も何度も見返して少しでも緊張を取り除こうと足掻きます。今更何かしたところで何も変わらないのは分かってるのですが、何かしてないと落ち着かない、それなのに腹くくるとテンションが上がってくる不思議な時間ですね。

 作中では本番前に滝先生が声をかけてくれますが、この先生はほんとズルい先生です。無意識の内に最高の一言を部員に与えてくれます。

 滝「おや、最初の頃に戻ってしまいましたか?」

 そんなわけない。この数か月間、彼らが気持ちを入れ替えてどれだけ必死に練習してきたか、一緒に見てきた私たちは知っています。部の熱量についていけなくなったあおいや、未熟ながらも部を纏めようと必死な晴香、圧倒的な力量の差に挑戦した香織、泣き崩れた吉川を覚えています。そんな日々を思い出したのか、一瞬の間をおいて引き締まる部員の顔と力強い返事は、とても頼もしく見えました。発表前に久美子が秀一と拳を合わせたところも、発表会という特別なタイミングだからこそできたんだろうなあと思います。でもな、秀一に久美子はまだやらんからな。もうちょい女子の気持ちを理解してから出直してきなさい!
 
 さて、前の学校の演奏が終わり、いよいよ北宇治高校の出番です。袖から出て着席。舞台に立つと上から下から照明が当たっていて客席の方は良く見えないので、それが逆に必要以上に緊張しなくて有り難かったりします。あすか先輩と言葉を交わす中で自然と久美子から出てくる「これで終わりじゃないですよ。だって全国に行くんだから。」のセリフは痺れました。殆どやる気がないように見えた久美子がこれまでの数か月間で吹奏楽にのめり込み、12話では悔しさのあまり涙まで流してしまいました。吹奏楽がかけがえのないものになったからこそ言える本気を見ることが出来ました。
 
 そして演奏が始まる前の少しだけの静寂。息がつまりそうになる瞬間、指揮者が腕を上げたときの服がすれる音、周りの息を吸う音、そして、始まる演奏。演奏しているときはいろんな考えが駆け抜けます。「あ、ここ最初全然できなかったな」とか「ここは好きなフレーズ」とか。普段はそんなこと絶対できないのに集中力が極限まで研ぎ澄まされるからなのか「演奏しながら考えがめぐる」という面白い感覚になります。演奏シーンはとても素晴らしかったです。特に空気中に舞うほこりの描写。照明に反射してきらきらするんですよね。金管だと楽器にも反射してもっと綺麗なのでしょうか。演奏の合間には、舞台に立てなかった葉月や奈月が映ります。自分が立っていたらどんな演奏ができたんだろうか、うまくやれたのか、いろんなことを考えながらも、応援しているであろうこのシーン、12話で久美子が演奏できなかった箇所を吹き切ったときに思わず顔を見合わせて涙を浮かべながら肩を寄せ合うところは、涙腺が緩みました。いや本当は滝先生のあたりから泣いてたけど。ともかく、この二人には次こそは舞台に出て、人前で演奏する楽しさを体験してほしいです。
 
 演奏が終わって他校の発表も終わり、結果発表のシーン。1話と同じシーン。髪型も1話と一緒で隣には麗奈がいて、結果を待つこのシーン。あの時と違うのは、他でもない彼女自身の成長。それが結果となって現れました。結果は見事金!それだけでも素晴らしいものですが、ダメ金じゃあ意味が無いわけです。全国に行けるのか、行けないのか、どっちなの!さあ、早く!ウワー!最優秀賞!関西コンクール出場だ!!!!!やったー!!!松本先生めっちゃ泣いてるやんけ!かわいい!やったー!!!!
 
 はい、というわけで本当に素晴らしい最終話でした。社会に出てしばらく経った今だから言えることですが、部活というのはとても貴重な経験だよなあ、と思います。考え方や気持ちがばらばらで思春期真っ只中の男女が集まって一つの目標に突っ走るというのは社会に出てからは中々ありません。当時は部活とかかったるいもんやってらんねーよそれより時代は金だー!ということでアルバイトに明け暮れていたので、部活モノの作品を見ると少しだけ羨ましくなります。アルバイトはアルバイトで楽しかったし貴重な経験ですけども。原作ではどうやら更にこの先のお話もあるということで、ブルーレイ全巻買いますので是非とも続きの製作をお願いいたします。ほんとこの通り、なんでもしますから!
 
 余談ですが、ユーフォニアムはWebラジオをやっていて、メインの4人(久美子、麗奈、葉月、緑輝)が毎週やいのやいのしているわけですが、緑輝役の豊田萌絵さんは過去に吹奏楽部でトランペットをやっていたそうで、実体験の話が聞けたり、久美子役の黒沢ともよさんはギターが弾けるので音楽に対する気持ちを語ったり、11話のオーディションの回は香織の演奏を洗足学園の生徒、麗奈の演奏をプロの方が吹いた、というような裏話が時折聴けるので面白いです。でも基本的にはやいのやいのしています。
 
 皆様も何かチャンスがあったら見てみてください。
 おしまい。

IKEAで椅子生活へジョブチェンジしました

一人暮らしを初めて来月で10年になりますが、今までずっと床に座る生活を続けていました。床生活は、それはそれで快適なのですが、どうしても気持ちがだらけてしまうのと、持病の腰痛が酷くなってきたので心機一転、椅子を中心にした生活にすることにしました。

床生活のいいところ、悪いところ

いいところ
・場所を気にせず自由に座れる
・寝転がってぐうたら出来る
・眠くなったらそのまま寝れる

悪いところ
・めっちゃ腰が痛い
・眠くなったらすぐ寝るのでだらける
・床の埃や汚れを吸い込みやすい
・尻が冷える
・机に向かう習慣がなくなる

1番のネックは、気持ちがだらけるという点です。
これは自分の性格にも原因がありますが、床生活はとにかくだらけるのに適しています。
カウチソファに寄りかかってジャンプ読んで眠いなーと思ったらソファ倒してジャケットをかけて横になって気づいたら3時間後、みたいなことになります。なった。結構時間を無駄にしているな、と常々感じていたことでした。
2つめに、机に向かう週刊がなくなる点です。
普段オフィスチェアで仕事をしていると、床に座って長時間机に向かうのが苦痛になります。足延ばしづらいし正座は痛いし。結果的にソファに寄りかかってしまい眠いなーと思ったらソファ倒してジャケットかけて横になって気づいたら朝、みたいなことになります。なった。

というわけで椅子に座って机に向かえるような部屋作りを目指すことにしたのでした。

家具の配置や種類を考えよう

さてさて、いざ椅子生活とは言っても形は様々です。机の形やサイズ、高さ、色、椅子、などなど。家具屋でじっくり調べてもいいのですが、時間もかかるし、何より高い。安価でそれっぽい部屋にするためにすべてIKEAで揃えることにしました。
IKEAで統一するにあたって、参考にしたのは下記のサイトたちです。

4畳半のスペースにIKEAで作った!見えるところにものを置かない、快適ホームオフィス空間
http://www.zero4racer.com/blog/1089

リビングにIKEAで作る2畳の快適仕事環境
http://blog.masuidrive.jp/2011/08/01/workspace-in-the-living-room/

上のサイトで大まかなイメージをして、部屋の寸法を測ってIKEAのサイトで更に細かい部分を調べました。
最終的にテーブル2組と棚、良いものがあれば椅子を一つ買うことにしました。

買うものを決めよう

実際に買うものをイケアのサイトから決めていきます。

イケア
http://www.ikea.com/jp/ja/

IKEAのサイトは製品がどんどん更新されていくので中々探しづらいのが難点です。例えば上記のサイトでいいなあと思っていたテーブル「VIKA」の脚はサイトで見つかりませんでした。かわいい脚だったので残念。また、サイトはカタログ形式というよりはコンセプトごとに並んでいるので普通のネットショップの感覚で探すと中々目的の製品に辿り着けません。
今回はオフィス風にするのが目的なので、下記のカテゴリで探しました。

http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/categories/business/office/

IKEAでは後で自前で組み立てるのでテーブルの天板と足を別々に購入することが可能です。自分なりのカスタマイズが出来るので部屋のイメージにあったものを選ぶといいと思います。今回私は白で統一することにしました。段々汚れが気になってくるかもしれませんが、その時はまた買い替えればいいかなあと思っています。リーズナブルな値段でほんと助かります。買うものはそのままショッピングリストに追加しましょう。また、サイトで製品を見るときは自分が行くイケアストアに設定しておくと、後でとても便利なので、必ずしておきましょう。それと、必ずFIXAは買った方がいいです。FIXAが無しでの家具の組み立てはかなりの力仕事になるので女性は特に買った方がいいです。俺は大工だ!ってひとは買わなくていいです。自分で作ればいいじゃない。

FIXA(バッテリー付電動ドリル)
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/50203260/

買うものをすべてショッピングリストに追加したら、ショッピングリストを印刷しましょう。pdfにもなるのでiPadなんかに取り込んでもいいかもしれません。この時イケアストアを設定しておくと、「列・棚」の番号が表示されます。これはお店で商品をピッキングするときの棚の場所が書いてあります。このリストの製品だけを買うなら、お店に入って速攻でピッキングコーナーに行って商品をピッキングすればお買いもの完了です。

ちなみに私が今回買ったものはこんなかんじ

LINNMON(150×75)
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/00251140/#/00251357

LINNMON(120×60)
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/40296132/#/40251138

ADILS×8本
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/80217977/

FINNVARD
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/70167633/

ALEX
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/40192827/

FIXA
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/50203260/

この時点だと25,000円。やっす。
あとはイイ椅子があれば10,000円までオッケーということで、全部で35,000円の予算になりました。

IKEAへ行こう

買うものが全部決まったらイケアへ行きましょう。運搬を考えたら断然車で行った方がいいのですが、私は車が無いので電車に揺られてイケア港北へ行きました。新横浜から朝イチのシャトルバスで20分くらいでした。
休日のお昼前後はとっても混むようなので、朝早くに行くのがよさそうです。お店に入って順繰りに眺めてると、アレもこれも欲しくなります。安いのでいらんものも買いそうになります。S字フック10個で78円です。買った。
2階が家具全般、1階が生活雑貨、という感じでした。私は初めてのIKEAだったのでぐるーっと一通り見て、1時間半くらいの滞在でした。細かいものは袋へ放り込み、デカいものは台車でピッキングして、お会計。じゃーん、36,000円。やっす。そのあと配送もお願い。配送料金は6,000円。ちょいと割高ですが安さを考えたらこんなもんでしょう。配送は1週間~2週間後くらいになるようでした。

家具を組み立てよう

2週間後、ブラッドボーンもクリアして一息ついていた頃に荷物が届きました。午後3時、家具の組み立て開始です。家具には説明書がついているので、それを参考にして組み立てていきます。ここでFIXAが大活躍。ほんと買っておいてよかった。めっちゃ便利。
今回、机2組のうち片方をFINNVARDにしてPCを置こうとしてたのですが、ここで問題発生。FINNVARDって机に固定するときは別のネジが無いと止められませんでした。あぶねー、念のため机の脚2本買い足しておいてよかったー。そして黙々と組み立てること3時間半、無事に机と棚と椅子ができあがったのでした。

ピアノシュラハトII mit Kammermusikを見てきました

 音楽の友ホールで開催されたピアノシュラハトIIを見てきました。前回のピアノシュラハトは予定があって行けなかったので今回が初めての公演でした。テクニック的な感想は書けないので率直な感想をつらつらと書いて行こうと思います。

 チケットがB列だったのですが、プレミアムシートとかあったのでまあ4列目くらいかなあと思っていたら本当に2列目でした。しかも左側なので必然的にピアノの指づかいが見れる位置に。やったー!開演前に物販見たりしてたらなんかIMERUATで見た事あるひとたちがちらほらと。お手伝いされてるのですね。
 18:00前にリンゴーンと鐘が鳴ったあとに程なくしてベンヤミンが登場。あれ、楽譜持ってないんだけど、忘れたの?え?マジで、座るの?もしかして?暗譜だー!ていうかこの後全部行くの?マジでか!というわけで一部全部暗譜での演奏でした。すごいなあ、もう完璧に自分のモノにしてるってことか。Etude OP.4の曲を立て続けに12曲。1つ終わる度に当然演奏は止まるのですが、拍手していいものか悩んだ末にグッとこらえて最後に大きな拍手。笑った顔が素敵な青年でした。
 続いてポレットのイス。今日はこの曲を聞くためにきました。待ってました。始まる前からありがとうございます!優しくて柔らかくて、今年一番大好きな曲を生で聞ける贅沢。ポレットのイス(曲名)のピアノアレンジで聞ける25小節目のメロディが本当に大好きで、綺麗で、アニメのシーンを思い浮かべながらの至福のひと時でございました。

 20分の休憩を挟んだ後の2部からは桑野さんと結城さんが登場。ヴァイオリンとチェロを加えての演奏となりました。あ、それと浜渦さんと女の子が最前列に座られました。プログラムにも書いてある娘さんかな?さて、最初に演奏されたAtmosphare OP.1はヴァイオリン練習曲のための曲とのこと、確かに演奏を見ていると、死ぬ気で練習すればなんとか弾けるかもしれない!と思いました。思うだけならタダ。

 で、だ。間にα CLOCKとか Frenzy under Presureとか素晴らしい曲も当然やってくださっているんだけども。だけども。Giantと閃光、これは本当に今まで聞いた中で一番素晴らしい演奏でした。いやもう本当に、特に閃光。聞いてて魂ぶん殴られた。自然と顔はほころんでしまうし体は前のめりになってしまうしで素晴らしすぎる演奏でした。こんなんarpの渋谷クァトロでReborn聞いた時以来。この時ばかりはお客さんも曲が終わった瞬間に割れんばかりの拍手でした。時間を巻き戻したい。

 そのあとはElf、レジェレガから1曲、Missgestaltと続いて最後は貧乏神のテーマだー!市子の曲だったと思います。兎にも角にもGiantと閃光が強すぎて2部は夢心地でした。終演後はポレットのスコアにサインを書いて頂いて「今度はヴァイオリンの方のポレットも聞きたいです」とおねだりして帰りました。

 帰りにパンフを改めて読み返して「Elfは娘が11歳のときに作った曲で」とかさらっと書いてあって才能ってやつはすげえなあ、と思いました。

 とても素敵な時間をありがとうございました。

Melodies of Crystal:オニオン弦楽合奏団「第三回演奏会」を見てきました。

11月29日に小松川さくらホールで開催された「オニオン弦楽合奏団 第三回演奏会」を見てきました。前回は道に迷って遅れたのですが、今回は余裕を持って行動。真ん中右寄りの席に座っていました。

 今回は「ファイナルファンタジー6」がテーマで、さらに14人の主人公たちにスポットを当てた演奏となっておりました。Melodies of Crystalさんのプログラムは一つのタイトルに絞って掘り下げていくスタイルで、演奏を聴きながら作品への気持ちを改めて整理することができるのでとても楽しいです。霊峰コルツや魔列車など、普段は中々聞けない選曲に思わずにやにやしてしまいます。今回は弦楽合奏ということでピアノと弦のみの構成でした。

 事前に配布されたプログラムの後ろには主催の大澤さんのコメントが載っていました。「今回は主人公たちに焦点をあてた演奏なので『妖星乱舞』と『蘇る森』やりません(要約)」というようなことが書いておりまして、その理由がずらずらっと書かれておりました。たしかに2曲とも素晴らしい曲ですし『蘇る森』は音楽流れてくるとセリフも流れてくるくらい好きですが、この曲やると演奏会が終わってしまうので納得納得。『妖星乱舞』についてもケフカはある意味この作品の裏の主人公ではありますが、演奏会の趣旨とは少し違いますから、演奏しないというコメントになるほどなあ、と思いながら読んでいました。

 セットリストなんかは省くとして、演奏はゲーム内オープニングの吹雪のシーンから始まりました。客席からため息も漏れます。フラジオレット(多分)でここまで寒そうな音が出せるんだ!ウワー街角の子供たち!運命のコイン!魔列車!むちゃくちゃ聞くのが辛い(ゲーム思い出して)シャドウ!そして素晴らしい流れでの仲間を求めて!というもうほんとお腹いっぱいです有難うございましたお願いだからCD出してくださいって感じの演奏でした。
 
 聞けてうれしかった曲と楽しかった曲を上げると、まずは「街角の子供達」。FFの街の音楽って結構好きで、それだけ寄せ集めたプレイリストとか作っちゃってるのですが、FF1と6と10と12がとりわけ好きなもので、聞けたのは大変うれしかったです。次に「運命のコイン」と「霊峰コルツ」で、むちゃくちゃ格好良かったです。霊峰コルツの弦楽が聞けるとかたぶん今後無いと思うので頑張って脳に溜め込みました。「運命のコイン」については、FF6の中でエドガーとマッシュが大好きなもので、コイン投げるイベントとかエンディングのシーンとか思い出しながらじんわりとしていました。

 後半からは「ロックのテーマ」と「セリスのテーマ」。作中でも恋愛要素としてメインに出てくることの多い二人を素敵にアレンジしていたと思います。最初ロックとセリスのテーマが普通に流れるのですが、途中で2曲を重ねたうえにメロディが交互になるという、言葉で全然説明できてないけど思わず溜息が出ちゃうような素敵アレンジが繰り広げられたのでした。続いて「ガウのテーマ」。途中で原曲と同じ演奏が入って、楽器でちゃんと演奏するとこんなにも暖かい曲になるのかと、ガウらしい笑顔になれる曲なのかと、改めて思いました。あとは「シャドウのテーマ」から繋がるストラゴスとリルムのテーマ。シャドウは辛い過去を背負って生きるために家族を捨てた孤独なキャラですが、その内面が伝わってくるような暗くてキッツい編曲でした。そんなシャドウとは相反するような柔らかくて優しい「リルムのテーマ」と、どことなく影を感じさせる「ストラゴスのテーマ」はこの家族の感情とか境遇とかを完璧に表現されていたと思います。シャドウはほんと重かった。
 
 そして最後はやっぱり「仲間を求めて」です。それまでの一人一人のテーマを繋げての「セッツァーのテーマ」にもガツンとやられましたが「墓標銘」から一瞬のタメのあとの「仲間を求めて」が物凄いパワーでぶつかってきて大興奮でした。そうだよなあ、ゲームでも魔大陸落ちたあとって物凄い不安で、しかもあんま育ててないセリス使うんかいとか思いながら不安でいっぱいになりながらフィールドに出たんだよなあ、とか当時を振り返りつつ聞き惚れていました。そしてプレリュードに繋がって終わるのでした。
 
 FF6はプレイ当時小学生だったのであまり複雑な考察をせずにティナかわいい!リルムかわいいけど使えない!魔法はつええ!とか言いながらほぼ頭空っぽで遊んでいましたが、大人になると自分の経験と照らし合わせてシナリオを思い出してしまってすぐに泣きそうになります。物凄く大仰な言い方をすればFF6は人生讃歌かなあと思います。様々な境遇や立場の14人のキャラクターたちが人生の一部を共有して旅をするという、果ては世界を救うというというのは王道な物語ですが、ゲームというエンターテイメントを通じて感動することができたのは幸運だったと思います。だってもう発売から20年経ってるのに新しい形でもう一度当時を思い出させてくれる素晴らしいひとたちがいるんだもの。つうか発売から20年ですか。つらい。まだ実家に残ってるよVジャンプ特別号とトレカ。
 
 今回の演奏会で印象的だったのは、演奏してる皆さんもむちゃくちゃ楽しそうに演奏していたところ。体はグイグイ動いてたし、自然と笑みがこぼれてたし、と、聞いてる私たちも幸せでしたが、演奏してるひとたちはもっと幸せだろうなあ羨ましいぜこんちくしょう、と思いました。
 
 前回のサガフロ2も大変すばらしかったですが、今回も楽しい演奏を聴くことができたのでした。
 
 そうそう、アンコールは「大団円」を合間に挟んで「戦闘」「死闘」「決戦」を立て続けに演奏してくれました。みんなむっちゃ笑顔なのずるい。
 
 おしまい

持ってるアニメサントラからお勧めしたい16曲について書きました

今日は一日ゲーム音楽三昧!
先日放送されておりましたね。
何やら原曲が少なくてちょっぴり残念という意見もあったようですが、ゲームは許諾とるのが大変だというお話もちらほらお聞きします。そういえばゲーム音楽のオーケストラコンサートで有名なPRESS STARTでも過去に「演奏は良いけど映像はダメ」という理由で、野菜の写真が延々流れ続けたことがありましたね。


それじゃあ次はもうこれしかない!
アニメ音楽三昧!
ドラマやゲーム、映画と同じくアニメでも物語を盛り上げるために欠かせないのが音楽。キャッチーなOP、EDの影に隠れがちですがアニメ音楽も沢山素敵な音楽があるのです。そんなわけで私がアニメを見始めてから少しずつ買い集めたサントラたちの中からいくつかお勧めの曲、作品を紹介していきたいと思います。

この空と大地の出会う場所 / 魔法使いに大切なこと:羽毛田丈史(2003)

魔法遣いに大切なこと オリジナル・サウンドトラック

魔法遣いに大切なこと オリジナル・サウンドトラック

 私が初めて買ったアニメサントラがこの作品です。当時学生だった私が夜中にテレビを付けていて適当にチャンネルを回していた時に耳に飛び込んできたのが「この空の大地と海の出会う場所」でした。ピアノの軽やかな音と軽快に跳ねるストリングスに一発で惚れ込んでそのまま作品も好きになってしまい、アニメもコミックも小説も買いそろえたのでした。
 一部サンバのような曲も入っておりますが、全体を通してピアノとストリングスを中心とした優しい曲が多く、毎年夏になると思い出したようにかけるのがこの1枚です。

○ / 輪廻のラグランジェ 1期:鈴木さえ子、TOMISIRO (2012)

輪廻のラグランジェ オリジナルサウンドトラック

輪廻のラグランジェ オリジナルサウンドトラック

 「まるっ」でおなじみの輪廻のラグランジェからは「まる」です。実際には読み方が書いてないので「オー」かもしれないし「ゼロ」かもしれないですけども、作品的に「まる」でしょう、たぶん。
 こちらの曲は主人公のまどかたちが操るウォクスが出撃するシーン、戦闘するシーンによく流れていた曲です。序盤は1曲目に収録されている「kamogawa in major」のフレーズが流れ、転調と共に心を掻き立てるような曲へと変わっていきます。輪廻のラグランジェは千葉県鴨川市を舞台にしていて、日常生活も垣間見ることができます。ラグランジェのサントラは日常と任務との違いがはっきりと分かれているのですが、この曲は日常から戦闘へ変わっていく気持ちの変化を表した曲なのではないかと思います。ランニングでスパートをかけるときによく聞いてます。

おはよう境界線 / 境界線上のホライゾン 1期:加藤達也(2011)

TVアニメ 境界線上のホライゾン オリジナルサウンドトラック

TVアニメ 境界線上のホライゾン オリジナルサウンドトラック

 境界線上のホライゾン1期からは「おはよう境界線」をご紹介。境界線上のホライゾンは名曲ぞろいで悩みましたが、お話の中でも一番好きなシーンなのでこの曲にしました。
 トーリがホライゾンとの対話を終えて現実世界に戻ってくる最高に格好いいシーンで流れるのがこの曲で、その前に流れている「後悔の届く道上へと」の哀しげな旋律も手伝って、分厚い雲が真っ二つに切られたようにスカッとした曲です。
 ホライゾンはその他にも「加速の屋根上」とか「燃焼回廊」とか「風がただ先を行く」とかむっちゃ良い曲あってどれも紹介したいけどああ残念。

幸いが咲ける場所 / 境界のホライゾン 2期:加藤達也(2012)

TVアニメ 境界線上のホライゾン オリジナルサウンドトラック Vol.2

TVアニメ 境界線上のホライゾン オリジナルサウンドトラック Vol.2

 続きまして2期からは「幸いが咲ける場所」です。2期も後半の疾走感と畳み掛ける展開はわくわくしかなく、王道的展開で素晴らしかったです。
 最後の最後にエリザベスが花畑で語らうシーンで流れるこの曲。激動のアルマダ海戦を締めくくるに相応しい優しいピアノの曲です。2期も「save you from anything」とか「焦熱領域」とか良い曲は盛りだくさんなので、ぜひ聞いていただきたい1枚です。

Eternal Friendship / Free! :加藤達也(2013)

TVアニメ Free!オリジナルサウンドトラック Ever Blue Sounds

TVアニメ Free!オリジナルサウンドトラック Ever Blue Sounds

 もうひとつ加藤達也さんの手がけた作品、Free!から1曲。ホライゾンと違って、現代が舞台の作品のためか、曲のタイトルからシーンを思い出しやすいのがこのサントラです。Eternal Friendshipは作中で何度か流れますが、タイトル通り友情を感じさせる良い曲です。

辿り着いた場所 / 夏目友人帳 3、4期:吉森信(2011)

夏目友人帳 参・肆 音楽集 ひねもすきらりきらり

夏目友人帳 参・肆 音楽集 ひねもすきらりきらり

 妖怪と夏目の不思議なお話である夏目友人帳からは「辿り着いた場所」を選びました。アルバムを通して聴いていただくと分かるのですが、この曲の前にはおどろおどろしい曲が何曲か続いて流れます。そのあとに流れるこの曲の安心感といったら。やっと重苦しい空気から解放された清々しさがあります。夏目のサントラはうたたねしたいときに流すとたちまち寝てしまいます。

思い出は遠くの日々 / 秒速5センチメートル :天門(2007)

 映画作品からもひとつ。新海誠監督の作品はどれも好きなのですが、見た時期や年齢が重なって思い入れが強いのは秒速5センチメートルでした。こちらのサントラは限定版DVDの特典です。聞いているとグッと切なくなる秒速5センチメートルの曲ですが、どこかキラキラと輝いて見えるのも魅力の一つです。冬になると良く聞くサントラです。

Volupte du soir / ソ・ラ・ノ・ヲ・ト大島ミチル(2010)

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト オリジナル・サウンドトラック

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト オリジナル・サウンドトラック

 私は大好きなんですけどもアニメの内容ではなんだか色々な言われ方をしてしまったソラノヲト。テレビドラマや映画だけでなくゲーム、アニメなど幅広い作品を手掛けている大島ミチルさんの音楽でした。私としては大島ミチルさんといえばICOを思い出します。やわらかくて優しいメロディはこの作品でも健在ですが、普段のオーケストラを基とした曲調とは少し異なり、ギターやトランペットの曲が多く収録されています。登場人物たちのにぎやかさとは裏腹に一度荒廃した世界が舞台のこの作品に、ギターの寂しいメロディはしっとりと響きました。

ネッサのワルツ / フラクタル鹿野草平(2011)

フラクタル オリジナル・サウンドトラック

フラクタル オリジナル・サウンドトラック

 当時、色々と話題になったフラクタルからも1曲。同じ時期にまどかマギカが放送されていたので話題を持ってかれてしまいましたが、お話は結構好きでした。エピローグが特に好きです。フラクタルといえばネッサ。ネッサ、ネッサが出てる時の曲は全部好きよ。ネッサのワルツは自由奔放なネッサのキャラがよく表れている楽しい曲です。もう一人のヒロイン、フリュネと対照的に描かれるネッサは、作中でも視聴者をニコニコさせてくれる貴重なキャラの一人であったなあと思います。サントラの最後に収録されている「サリーガーデン」も素晴らしい曲です。

銀河美少年たち / STAR DRIVER 輝きのタクト神前暁、MONACA(2013)

STAR DRIVER 輝きのタクト Songs & Soundtracks

STAR DRIVER 輝きのタクト Songs & Soundtracks

 続いて日5(日曜5時)からは俺たちのヒーロー、スタードライバー!放送中も毎週毎週楽しみにしていたのをよく覚えています。この曲は地上波では流れません。銀河美少年「たち」ですからね。とにもかくにもこの曲からもらうパワーが凄い。テンション上げたいときやランニング中のラストスパートのときに流して、何度奮い立たせてもらったことか。「僕には見えている・・・!」なんて心の中で叫んだりして。2期やってくれないかなあと楽しみに待っている作品です。

本当のきもち / 放浪息子 :神前暁、岡部啓一(2011)

放浪息子 オリジナルサウンドトラック

放浪息子 オリジナルサウンドトラック

 大好きな志村貴子さんの作品『放浪息子』からも1曲ご紹介。「女の子になりたい男の子」と「男の子になりたい女の子」の二人と、彼らを取り巻く友達や環境を描いたこの作品。ジェンダーの視点から見るととても変わった設定にも関わらずお話は淡々と進んでいくのですが、そこに寄り添うように流れる曲たちは、とても素敵でした。最初から最後までゆったりとした気持ちで聞けるサントラです。
 

Teki Paki / ゆゆ式 :sakai asuka(2013)

TVアニメ「ゆゆ式」オリジナルサウンドトラック 「Feeling good (nice) wind」(ジャケットイラスト:まじろ)

TVアニメ「ゆゆ式」オリジナルサウンドトラック 「Feeling good (nice) wind」(ジャケットイラスト:まじろ)

 数多の視聴者を円環の理に留めつづけているゆゆ式からはTeki Pakiです。ほぼ毎回終わり際に流れるピアノの曲、と言えばお判りでしょうか。一部で処刑用BGMとも言われていた気がします。メインキャラクターの一人、ゆいちゃんのテーマとして収録されているこの曲は、3曲目に収録されているのですが、1曲目の「SE-NO! OP Arrange」、2曲目の「Skipping」と合わせて1曲なんじゃないか、と思うくらい曲の流れに違和感がありません。何故だか春になると聞きたくなって、よく流しています。
 

優しい海、優しい町の人々 / たまゆら中島ノブユキ(2011)

 写真が好きな女子高生、ぽってと友達が中心となって描かれる「たまゆら」からはこの曲を選びました。タイトル通りやさしさに溢れたこの曲は、たまゆらという作品の象徴でもあると思います。個人的には2期の11話がまだ録画残しているくらい大好きで、年の瀬にサントラと合わせて見ることが多いです。
 

きらめくプリズムスタァ / プリティーリズムレインボーライブ :長岡成貢(2014)

プリティーリズム・レインボーライブ プリズム☆ミュージックコレクションDX

プリティーリズム・レインボーライブ プリズム☆ミュージックコレクションDX

 プリティーリズムからは、もちろんこの曲。「プリティーリズムの世界へようこそ!」とも悩みましたが、やっぱりこの曲かなあと思いました。プリティーリズムという作品は子供向け作品の中にも大人に向けたような要素が挟み込まれていて、笑ったり、しんみりしたりできる良い作品でした。ひたすら元気なこの曲、やっぱりランニングの後半に流して頑張ってます。
 

海だったり、空だったり / TARITARI :浜口史郎(2012)

TVアニメ TARI TARI ミュージックアルバム~歌ったり、奏でたり~

TVアニメ TARI TARI ミュージックアルバム~歌ったり、奏でたり~

 一昨年の自分のなかでの話題を全部持っていったTARITARIからはこの曲。ちょっと他には考えられないくらいこの曲が好きです。最終話で流れるこの曲は、それまでの鬱屈した空気を全部吹き飛ばしてくれるパワーを持った曲です。浜口史郎さんの曲はそのほとんどが作品のテイストを含んだものになっています。TARITARIだと、すべての曲が「~たり、~たり」で構成されてい「たり」、今回はあげておりませんがガールズパンツァーのサントラは西住殿のセリフのようなタイトルになっています。浜口史郎さんの曲は高い部分のメロディが独特なのでほかの作品でもすぐに気が付きます。10月からはSHIROBAKOの音楽も手掛けられるようで、今から楽しみです。

木漏れ日を駆け下りて / 青い花 :羽毛田丈史(2009)

SWEET / 青い花 オリジナルサウンドトラック

SWEET / 青い花 オリジナルサウンドトラック

最後に紹介するのは、一番大好きなこの曲。青い花のなかでも色々なところで使われますが、印象的なのは1話での登校シーンでしょうか。当時テレビでぼんやり見ていてこの曲を一発で好きになってしまい、後に音楽が羽毛田さんであることを知って二度喜びました。それまで知らなかった『青い花』と志村貴子先生にどっぷりハマらせてくれたのもこのアニメ音楽のおかげなのでした。


というわけで、自分が持っているアニメサントラの中から16曲ほど紹介してみました。他にもアポロンとかクロワーゼとか、オススメしたいサントラは多数あるのですが、とっても長くなってしまいそうなので今回は見送りました。また機会があれば他のサントラについても書こうと思います。