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今日も歌があるから

Tiamat / T'apo Eagh / ScreenShots : http://www.flickr.com/photos/100497787@N06/

シュデンゲン室内管弦楽団の「サガフロンティア2楽曲演奏会」に行ってきました

 4月12日に小松さくらホールで開催されたシュデンゲン室内管弦楽団による「サガフロンティア2」の演奏会を観てきました。さくらホールのある東大島という駅は初めて降りたのですが、見事なまでのベッドタウンで、マンション以外なんもない町でした。学校のクラスとかすっごい多そう。川があって、車の通りもあんま多くないので途中の公園で寝てしまおうかというほどの静けさ。でも通勤大変そう。

 さて、駅から10分ほど歩いたところにあるさくらホール。おそらく300人くらいしか入れないであろう小さなホールで、どこに座っても演奏者との距離が近くてよいところでした。私は11列目の席で、ちょうど真ん中くらいでした。
 
 大好きなサガフロ2の演目で、演奏された曲もオープニングから始まりエンディングで終わる流れで、ファンとしては非常に楽しい構成でした。いつか聞けたらいいなあと思っていたRosenkranzもありまして、大変贅沢なひと時を味わえました。サントラで聞いたあの曲がそのままグレードアップされた形で演奏されておりまして、見に来た人は全員そうかと思いますが、同作品が好きなひとはきっと最上の幸せだったと思います。いやあほんと素晴らしい演奏に構成で、Nachtigallのくだりでは泣いてしまうくらい素晴らしい演奏でした。あとコントラバスの二人がめちゃんこかっこよかった。
 
 プログラムの裏に主催であり指揮者の大澤久さんからの一言がありまして、これが私が常々思ってることと少し似ているなあと思いました。ゲーム音楽というジャンルは非常にニッチなジャンルで、CDを買ってまで楽しむというひとはごくごくわずかな人だと思います。じゃあサントラCDを買ったひとというのはなんで買うのかという話になりますが、物語が良かったひと曲が良かったひとととがいるんじゃないかな、と思っています。前者は曲から物語を引き出すひとで、後者は純粋に曲が好きなひとです。サガフロ2に関しては私は「曲が良くて買ったひと」になります。
 私、サガフロ2のシナリオってあんまりしっかりと覚えていない。大筋の話はできますけど、ウィルがどうやってリッチを生んだかとか、リッチとコーデリアがどうやって知り合ったとか、プルミエールって誰の娘だったっけ、とか、ぼんやりとしか覚えていなくて。その変わり水彩画タッチの世界観と音楽にベタ惚れでした。なので、なんか本当はファンというほどでもないのかなという違和感を持っていました。サガフロ2の曲たちは物語を引っ張り出して展開するタイプではなくて、意識することなく流れている曲づくりをしたんじゃないかなあと素人目で思っています。で、そのようなことをプログラムの裏に書かれていたので、似た考えを持っているひともいるんだなあと、一人嬉しかったのでした。
 
 おおよそ3時間近い演奏会でしたが、自分が今まで聞いた演奏の中で一番よい演奏会でした。FF25周年コンサートと拮抗しちゃうくらいよかった。お願いだからスタジオで録音してCD出してくださいお願いします。帰り道でいろいろ思い出しながら、Rosenkranzがバイオリンで弾けることが分かったのでもっと練習しようと思いました。