今日も歌があるから

Tiamat / T'apo Eagh / ScreenShots : http://www.flickr.com/photos/100497787@N06/

ヤシヤモリとゴマバラトカケモドキのこと

ゴマバラトカゲモドキとヤシヤモリがうちにきて1か月が経ちましたので、色々書いていきます。

ヤシヤモリ

 海外だとWhite Line Geckoと呼ぶらしい。シンプルな外見に白いY字のラインが入っています。尻尾はくるくる巻いていて、愛らしい。ギョロッとした瞳でまさに壁チョロ系!って感じの見た目。樹上性のヤモリのため、ケースは背の高いものを選ぶ必要があります。うちは今のところ30*45cmのケージで飼っています。いずれはもう1サイズ大きくしたほうがいいのかなあ。
 食欲が超がつくほど旺盛。レオパゲルだけ嫌がりましたが、イエコ、ジャイミー、ハニーワーム、レオパブレンド、バナナなどなど、好き嫌いしないので餌やりはチョー気楽。この前揺れてる葉っぱに食いついてペッて吐いてた。今のところはレオパブレンドメインでたまにイエコをあげています。ただ、飲み込むときに頭を振るので餌が飛び散ってケージは汚れがち。翌日確認して飛び散った餌のゴミを取り除くのはちょいと面倒です。拒食されるよりはずっとマシですけどね。
 飼育しているうえで難点なのは上で挙げた餌の食べ残しと、フンの処理。レオパと違ってそこらじゅうに排泄するのでケージの内部は中々ファンタスティックなスメルで満ち溢れています。赤玉土、炭、ハスクチップを混ぜた床材で何とかしようと試みたのですがあまり意味なかった。覚悟を決めて掃除すべし、ですね。ただ、排泄物のお蔭か適当に植えてたポトスは順調に育っているので、植物を入れておけばそれなりに分解してくれる、のかなあ。とりあえずケージの中は月に1度は綺麗にしてあげたい。
 ハンドリングはほとんどしていませんが、足の裏が少しちくちくしてむず痒い。こいつらの足の裏は沢山の毛でおおわれていて、ガラスでも吸着できるそうですね。だからちくちくするのかな。
 
natgeo.nikkeibp.co.jp

参考に。



身体が結構伸びます


 そういえばこの子は脱皮しているところ見たことがありません。なんとなく大きくなっている気はするので、夜間にやってるのかな。あまり手間がかかってないので書くこともあまり無いのですが、でっかくなった地味な色のヒルヤモリと書くのが分かる人には一番伝わりそう。動きもそこまで素早くないので、飼いやすい品種です。

ゴマバラトカゲモドキ

 通称ゴニと呼ばれる品種。トカゲモドキといえばスーパースターヒョウモントカゲモドキ、つまりレオパの独壇場ですが、このゴマバラトカゲモドキはスリムな体に悪い顔をしていて、とても魅力的なんです。日本の流通に乗ってまだ10年ちょいという品種のようですね。
 
 

 怪しげで悪そうな感じがたまらんです
 
 
 レオパと違って湿気が多めの環境を好むということで最低限1日1回の霧吹きはかかさず行っています。60~70%くらいをキープ。45cmケージで大分快適に過ごしているようですが、このケージも一回リセットしたいところ。真っ黒な床材にして際立たせたい。餌は今のところイエコのみ。レオパブレンドはお好みではない様子。ハニーワームは食べた。アイツは万物共通なところある。冷凍イエコ食ってくれればもう言うことはねえです。トイレは決まったところにするので床もあまり汚れず、飼いやすいです。 
 飼育するうえで注意したいのが、この品種は夜行性かつひきこもりであるということ。いままでシェルターから出てきて餌を食べているとことは一度も見たことがありません。仕事から帰ってきて電気つけたら最初は外にいても、いそいそとシェルターに潜ってそれ以降は姿を見せず。動いたり触れ合ったりするのを楽しみたいひとには向かないようです。そんなわけで、餌皿に解凍してカルシウムまぶしたイエコを置いて寝ると、朝には綺麗になっているというような飼い方になっています。
 一度ケージの掃除のためにハンドリングを試みたのですが、狭くて暗い所に物凄い勢いで逃げ込んでハマって自分で出れなくなってしまいました。中々年季の入った引きこもりです。だけどやっぱりこの目つきの悪さは野性味があってとてもかっこいい。飼育すること自体は難しくないので、この悪い顔にほれ込んだひとには是非トライしてほしいです。


たまーに出てくるところに遭遇します。

 
 次書けるのはフェルナンデススキンクのことかな 
 おしまい