十三機兵防衛圏を遊びまして(ネタバレあり)
年末から年始にかけて「十三機兵防衛圏」を遊んだ。
凄く楽しかった。
本作を遊んでいくつか気になった点があったので自分なりの考えをまとめる。
ネタバレがたくさんあるのでご注意ください
※※※ネタバレ配慮ポイントここまで※※※
まず、最初にも書いたんだけどもう一回書きたい。めちゃめちゃ面白かった。大体4日でクリアした。アドベンチャー苦手な自分にしてはかなりのハイペース。最後の方の答えをつなぎ合わせていくところは楽しくて仕方なかった。
1.どこまでが現実でどこから非現実なのか
ナノマシン、ポッド、セクター、ダイモス、ループが出てきて終盤かなり混乱したけど、集めたアーカイブを読み返すと色々書いてある。
◆現実
・主人公たちに起きている出来事は仮想現実上での出来事
・仮想現実はセクターで管理されている。
・セクターは2105年が一番未来。そこから40年刻みで1945年までの5つある。
・1985年のセクター以外は使えなくなっている(耐用年数の5000年を越えた?越えそう?)
・13~16人の人格としての生き残りがいる
→主人公13人+沖野はいいとして、玉緒と井田も肉体あり?
・生き残りは地球を離れ、新たな地球を求めて宇宙船で運ばれている
・生き残りはポッドの中で肉体をつくり、仮想現実で知識や経験を学んで「生まれる」予定だった。
・未来の沖野(アホ)がテキトーに作ったプログラムに井田や東雲が手を入れて暴走。
仮想現実がダイモスに破壊され、ループする世界になってしまう。
・これに気付いた沖野(女装)が機兵で対抗しようとする。
・ループは300回以上起きてる。
(鞍部の年齢16歳×ループ回数300=4800年)なので耐用年数限界説が有力そう。
・この世界の全容を知っている人間は因幡と和泉十郎の二人だけ?
井田、千尋(幼女)、森村はこの世界に違和感を感じているけど、真相にはたどり着けてなさそう。
◆非現実
・仮想現実の出来事すべて、ただし記憶は最後のループで定着する?
・事故やセクター0に人格を避難させてリセットを逃れると次のループに登場可能?
→井田、因幡、森村、和泉、鞍部玉緒、千尋、沖野、BJなど...
・タイムスリップはしていない。実際はセクター間のワープだった。
・柴久太、しっぽの存在。意識だけになった和泉十郎が姿を変えていた。
・ダイモスによって世界が崩壊するわけではなく、仮想現実がリセットされてしまう
→セクターが作り変えられてしまう
2.和泉の目的はなんだったのか
・世界の真実に気づく
・ダイモスコードを呼び出す恐れのある15人を殺すことを決める
・殺していく過程で自分の行いに後悔していく
・森村(未来)に追い詰められ殺される(仮想現実上での肉体を失いナノマシンだけになる)
・ナノマシン(人格)だけが残り、機兵を強化できるプログラムで13人を助ける
・柴久太もしっぽも悪者ではない
3.で、アイツ敵?味方?
・究極的には敵と呼べるのは緒方の父親くらいだと思われる。
途中で姿を消したのでループ中に消滅した?
・強いて言えば元凶となった沖野(アホ)と東雲もか。
・井田(白衣)はマッドなだけで悪人ではないはず(トミちゃんかわいいから仕方ないね)
・同じく井田(スーツ)も世界を救おうとはしていた。やり方はあまりよくなかった。
→東雲(病)がオーバードーズしちゃうし・・・
・千尋は森村の計画を曲解してしまったため殺した
→結果的に森村のイージス作戦は物理的な世界の破滅につながるため止めて正解
・因幡は真実にたどり着いた一人ぽい。戦闘中に歌ってくれる女の子が悪役なわけないからな。
・BJは三浦(1週以上前)の人格。世界をなんとかしたいしなっちゃんのカバンに入っていたい。
・みんなすさまじい勘違いの果てに殺し合いをしている
(真実が分かってないので仕方ないけど)
・郷登めっちゃ怪しいけど真実に近づいた一人だった。
4.年を取った姿は何?東雲ちゃんかわいくない?
・おそらく地球にいた頃の本来の姿の登場人物たち(正しい意味での生き残り)
普通に年を取るので人格をナノマシンに移し、箱舟計画に参加した。
全員性格に難ありだったのでは。命からがら逃げだしたのなら仕方ないか。