今日も歌があるから

Tiamat / T'apo Eagh / ScreenShots : http://www.flickr.com/photos/100497787@N06/

2017年買ってよかったものの話

品目ごとに分けて書こうかと思ったけどそんな時間は無いので今年1年通して買ってよかったものをジャンルにこだわらずに書いていきます。

珪藻土バスマット

まずは2017年一番買ってよかったものです。バスマットは全部で3枚持っていて、月に1回か2回くらいの頻度で入れ替えていたんですが、まあとにかくバスマット変えるのがめんどくさい。なんとかならねえかなあ、と常々思っていました。それがこれで一発解決マジサイコー。安いのでまずは買って試してみてほしいのですが、兎に角めっちゃくちゃ便利です。吸水性が高いので風呂上がりのビチャビチャ感もなく。使わないときは壁に立てかけて乾燥させるだけでよし。世の中にはこんなにも便利なものがあったのかという感動。値段もお手ごろ。すべてにおいて最高です。一人暮らしの方や全国の風呂上りに悩めるひとは是非買ってみてね!

AK(ari)70

少し前に記事にもしたAKari70。年々、iPhoneの容量が音楽ファイルでいっぱいになってしまうので、そろそろポータブルプレイヤーを買ってみようかなーと思い調べて買ったのがAkari70でした。再生すると知らない音が20年前に取り込んだアルバムからも聞こえてくるおどろき。オーディオはオカルトな部分も多いですが、ここまで変わってしまうと電力会社変えたら音が変わるっつーのもあながちウソではないのかと思ってしまいます。

HEM1

AKari70と一緒に買ったイヤホン。昔SHUREの3万のイヤホンを自転車に巻き込んでから高いイヤホンは買わないぞ!と心に決めていたのですが、1万円くらいならいいかなって思って買いました。こいつがまたいい音を聞かせてくれまして。いままで使っていたイヤホンでとあるサントラを聞くと必ず聞こえてきたホワイトノイズが綺麗になくなりました。イヤーピースをちょこちょこ買ったりして遊んでいます。

君の名は。

やっと出てくれたBD。一大ブームになったのであんまり語ることも少ないですが、ただお話に感動しただけではなくて、あの新海誠監督がこういう作品を作ってくれたから、この作品を好きになった、というのを忘れないようにしたいです。

イノセントデイズ

イノセント・デイズ (新潮文庫)

イノセント・デイズ (新潮文庫)

帯の文言は煽りすぎかなーと思いますが、過程や結末について今年とっても考えさせられた1冊でした。お話の舞台が横浜で、見知った場所が沢山でてきたのも感情移入しやすかったです。

Nintendo Switch

いつの間にかチョー人気で入手困難になってたSwitchとゼルダBOW。ゼルダは今年一番遊んで一番楽しかったゲーム。どこまでも広がっていて、とにかく自由なゼルダはサイコーでした。アンビエントなBGMたちも大好きなので、なんとかサントラが出てほしいものです。夜が明けて日が射す時のBGMがめちゃんこ好きなのでそれだけでも売ってほしいなあ。品薄状態がやっとこさ解消されたみたいですね。よかったよかった。

Horizon Zero Dawn

【PS4】Horizon Zero Dawn Complete Edition

【PS4】Horizon Zero Dawn Complete Edition

ゲームからもうひとつ。ゾイドと弓で戦う狩りゲー。発表の時から楽しみでしたが、ようやく今年発売されました。初めてサンダージョー(デカい恐竜タイプの機械)と対峙した時はぜってー無理だこれ!と思っていたけど、最終的には乱獲してました。エンディングまでの流れがとても好きです。続きを熱望。

リトルウィッチアカデミア サウンドトラック集

大島ミチルさんのサントラを久々に。劇場版、アニメ、未収録曲などチョー盛りだくさんの4枚組。LWAは途中に中だるみしてしまったけど、最終話がぜーんぶぶっ飛ばす、すんばらしー最終話でした。時折見返しています。続きが見たいなあ。

まくら

ふかふか枕。最初ふかふかすぎて首を痛めた。値段の割に自分好みの柔らかさです。



段々思いつかなくなってきたので恐らくここらへんまでが買って大満足したものなのだと思います。
また来年も色々散財しましょう。

おしまい。

ゲーム用にモニタを買ったお話

今まで据え置きのゲームをテレビに写していたのですが、据え置きを動かすとAmazonビデオや録画してたアニメがなかなか消化できない、アニメを消化するとその間は据え置き機が動かせない、というジレンマを長年抱えていました。
で、モニタを1枚買ってそっちにできるだけ写しちゃえ、という結論になりました。
この環境にするために揃えたものをつらつらと書いていきます。

1. モニタを選ぼう!

今回、モニタを選ぶためにいくつかパターンを考えました。

■ ドデカいテレビを買い換える。

モニタは増やさずに50インチ以上のテレビを買って満足をするというパターン。
せっかくだから50インチで4Kテレビで探してみたのですが、まあまあいいお値段がするので却下。
テレビ自体もまだ元気なんでまたの機会にすることにしました。

■ 4Kモニタを買う

次にPC用のモニタで4Kのものを買う案。
PC用だと4Kでも5〜6万円くらいで買えることがわかりました。
色々調べたうえで今回候補に上がったのはこの2つ。

レビューサイトもだいぶ回ってこの2つならコストパフォーマンスの面でもいいかなあと、ギリギリまで悩みました。で、悩んで悩んで悩んで、結果的にやめました。今持っているPS4がPROではないので、買っても恩恵が少ないんじゃないかなあと思いました。未来を見据えると持ってていいかなあと思ったんですが、未来にはそもそも4Kモニタ安くなってそうだし。

■ 普通のモニタでいい感じのやつを探す

というわけで、結局お財布に優しい範囲で探すことに。27インチは今会社で使っているモニタのサイズですが、すこーしだけ物足りなかったので31インチから探すことに。これまた色々探したうえで最終的にこのモニタにしました。

細かいことはわからないので値段と評判で決定。
そこまで高いものでもないので、ダメだったらいずれ買い換えればいいかなあくらいのノリで。

というわけでモニタは決まりました。

2. 周辺機器を揃えよう!

先ほどのモニタはHDMI端子が2つ付いているのですが、今回繋げたいのはPS4、Switch、Amazonビデオの3つなのでHDMI端子が1つ足りませんでした。なんか方法ないかなーと探してみたら世の中にはHDMI分離器という便利なアイテムがありました。イェー文明サイコー。

それと、スピーカー。特にこだわらずに手頃でよさげなのを。

Creative Inspire T10 R3 スピーカー IN-T10-R3

Creative Inspire T10 R3 スピーカー IN-T10-R3

最後にモニタの下を有効活用するためにアームを。

これで全部そろいました。

3. 組み立てよう!

2日ほどで全部そろいましたので、組み立てることに。
モニタ軽いですねー。

今回環境を変えるにあたって、長らく使っていなかったPSVRを封印。またいつの日か会いましょう。
まずテレビから大量に生えてる配線を引っこ抜いて整理。
PS4HDMI、PSVRチューナー、SwitchHDMI、Amazon Fire TV、LANケーブル諸々
配線かえーの、とりまとめーの、アーム設置しーの、で出来たのがこちらの環境。

左から43(テレビ)、31.5、24インチで大中小感。ゲームとAmazonビデオは全部真ん中で映すことにして、テレビはテレビオンリーにしました。HDMIの分離機も早速試してみましたがベリーグッドな使い心地です。モニタの映りもよいかんじ。なんとなーく左下がボヤってるような気がしますが、気のせいでしょう。最初、モニタ下の空間はPS4を横置きにしようかと思っていたのですが意外とPS4がデカいのでひとまず縦置きに。
何よりもモニターアームがとっても便利だった。3000円でこんなに便利になるなんて。こんなに便利ならもう1つのモニターも浮かせちゃおうかなーと考えております。

と言うわけで、ますます外に出ない部屋が出来上がったのでした。

おしまい。

なんとなくデキる!紅蓮のリベレーターからの占星術師!

 占星術師が無事にレベル70になってメインも終えたので、レベル70での立ち回りというかジョブの印象を書き連ねていきます。最適解ではないですけど、あー占星って今回こんな感じなのねーというのが伝われば。あ、今日はFFTが20周年らしいですね。オメデト―!


結構大変でした

スタイル

 基本的に今回もダイアーナルセクトで回してますが、今回はIDに限ってはノクターナの方が便利かも。
ノクターナのバリア量が引き上げられたことでIDでのヒールに回す時間が減ります。
今回のIDは数で押し寄せてくるシーンが多く、ダイアーナの継続回復でカバーできない箇所がちょいちょい出てきます。ノクターナのバリアで軽減させておくと不意打ちみたいな蛮族アタックにも冷静に対処できます。
ただ、一撃が重い蛮神戦などはダイアーナの継続回復が活きてくるので、こちらはダイアーナで良さそうです。

基本回復

 上に挙げたスタイルで立ち回りは多少変わってきますが、私は基本的に開幕のタンクのヘイト稼ぎが終わった段階で「アスペクト・ベネフィク」を投げて次の行動に移ります。タンクのHPが70%くらいまで減ったら回復を意識。痛い全体攻撃には「アスペクトヘリオス」→「ヘリオス」で立て直し。基本はそんだけ。それ以外のダメージについてはHPゲージと相談して判断。今回は全体的に攻撃が痛いのでベネフィクとディグニティだけでは無理でした。

アーサリースター

 今回、私がメインシナリオを占星で進めるきっかけになったのがこのアビリティ。星座浮かんでめっちゃキレイ・・・、というプラネタリウム宴会芸ではなく設置型のアビリティで、設置後10秒の間にもう一度発動すると「ステラバースト」、10秒後に発動すると「ステラエクスプロージョン」にパワーアップします。攻撃と回復を同時に行うアビリティですが攻撃はおまけで、むしろ回復がメイン。回復540(バーストで720)もあるこの力強い威力、IDでちょっと痛い範囲を喰らっても余裕で回復してくれます。実数で言うとバーストクリティカルで18,000くらい確認。放置してるとおおよそ20秒後にバーストが自動で発動。設置型なので範囲に入っている必要がありますが、範囲はかなり広いので基本的にタンクが収まるように置いて、状況と相談してバーストまで堪えるか判断すればOK。自分が離れていても発動できます。蛮神戦でも履行技前に設置しといてダメージ確認してから発動すれば相方の負担も減らせます。リキャストも早いので、敵の攻撃パターンが良く分からない内は使えるようになったらタンクの足元に置く、ヤバそうになったら即発動という運用でよさそうです。

アルカナカード

 占星術師のメインアビリティ。ジョブHUDで見やすくなったのがとっても有り難いです。これまではビエルゴとサリャクを引いたらロイヤルロードで範囲化させてアーゼマかオシュオンをぶち込むのが基本でしたが、DPSの伸び方が大きく変わっている今回は範囲化よりもそれぞれのジョブにばら撒いたほうがいいんじゃないかなあと感じています。特に黒、侍、詩人は強化アーゼマ投げると異様なダメージがぽんぽん出てくるので投げられた側も楽しそう。モンクと忍者にオシュオンをぶち込むと急にせわしなくなりますが、それでも私は忍者にオシュオンをぶち込むよ。ちなみにハルオーネは依然として使いどころが難しいのでロイヤル(効果時間2倍)か後述するマイナーリーグ行きです。

マイナーアルカナ

 引いたカードをクラウンロードかクラウンレディに変換するスキル。サリャク2枚とかビエルゴ2枚とか完全にハズレの引きを見せたときに使うマイナーリーグ行きスキルです。変換についてはランダム。ロードだと攻撃、レディだと回復効果がありますが、狙って出せるものではないのでロードの場合はすぐに投げてレディはキープしています。回復力500で即時発動できるので不意のダメージの際に投げるスタイル。アルカナ破棄の代わりみたいなスキルなので、ガンガン使っていいスキルです。

スリーヴドロー

 Lv70で覚える夢スキル。「ドロー」「ロイヤルロード」「キープ」「マイナーアルカナ」を一度に行います。スロットが空のときに使うと全部埋まるというワケですね。「リドロー」だけは使えるので、結果にご満足いただけなかった場合は1枚だけ引き直せます。元々運の要素が強いアルカナカードなので、思ったより宴会芸感は少なく、引いたカードで何ができるかなーとか、相手の攻撃が苛烈で回復しかできないときにとりあえず使うとか、そういう使い道。万能ではないけど不利な状況を乗り切れるかもしれない、というのは占星術らしくていいですね。ちなみに、既にセットされてあるスロットに上書きはされないのでご安心を。

攻撃魔法

 コンバラとマレフィガとグラビデしかないので特筆なし!コンバラだけは意識して撃って、余裕を見てマレフィガ。グラビデはMPが重いのでよほどのことが無い限り封印。

その他の愉快な仲間達

 基本的に前と同じ運用でオーケーというか他に使い道がなし。今回は忙しく動くことが多いので前よりシナストリーを使う機会が増えました。

ロールアクション

ロールアクションは以下の5つをセットしています。

・ルーシッドドリーム
・迅速魔
エス
・プロテス
・クルセードスタンス

 MP回復手段の乏しい占星術師にとってルーシッドドリームは生命線。MPはあって困ることは無いので基本的にボス戦では常に回しています。迅速はレイズ用にマクロ組んでセット。エスナ、プロテスはヒーラーの基本的人権を保つために装備。急に誰かを殴りたくなったときはおもむろにクルセードスタンス。

おわりに

 占星は4.0で回復の手数が増えたことでカード回しに命を懸けることができるようになりました。アーサリースターを設置したりクラウンレディで回復にかかる時間を極力減らし、カード投げたらスリーヴドローでもう1回、動きながらコンバラ投げてステラエクスプロージョンでどーんと回復、仕上げにアスペクトで補強といった感じ。ジョブHUDのお蔭でアイコンを見すぎて仲間を死なせたという失敗や言い訳もできなくなりました。相方が白だったときの驚きの回復力の差はやや嫉妬しますが、そのあたりは適材適所ということで白さんには頑張っていただき、わたしはTwisted Fateの如くカードを投げ続けていくのでございます。
なんとなく今回の占星がどんなことをしているのか、知っていただけたなら幸いです。

おしまい

Akari70を使って1週間でわかったアレコレ

 さてさて、AKari70がお家に届いてから間もなく1週間。昔取り込んだ曲を再生して、毎日新しい発見に楽しんでおります。今のところバンドサウンドが特に面白くて、ドラムの音がくっきり聞こえたり、今まで聞いたことのないギターのフレーズが流れてきたりして、とても楽しいです。でも今使ってるイヤホンは中高音域が得意みたいなので、低音域もカバーできるイヤホンも買うかー???と沼に向けて順調に歩を進めております。不意に銃撃されても胸元のAKari70のお蔭で助かりそうだし、買ってよかったAKari70!


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Akari70を入れるポーチも買いましたよ!seto designのモバイルケースです。


 ただ、このAKari70、困った時のヘルプやTipsがあまりないんですよね。最初の方アレはどうするんだ、コレはどうするんだとネットを色々探しました。そんなわけで1週間でちょっと困ったときに役に立ったアレコレを簡単にまとめておこうと思います。私のようなAKari70初心者の皆様の一助になれば幸いです。

1.マニュアルはどこに

 AKari70は簡易マニュアルしか付属していません。しかもスーパーオサレ仕様なので読みづらいこと老眼の如し。細かい設定を確認したい場合はオンラインマニュアルがあります。

www.iriver.jp

 基本画面では細かい設定が呼び出せないので、最初シャッフル再生やリピート再生ができずに手こずりました。基本的な設定と操作はこちらを見て確認だ!

2.楽曲の取り込みについて

 次につまづいたのがコレでした。楽曲の取り込みは直で放り込んでいいのか、それともツールを使うのか。最初無造作に突っ込んでみて一応聞けたけど、なんか不安。いきなり壊れたら怖いなーということで調べてみると、windowsMacそれぞれに転送用のツールがありました。私はMacとWin、二つとも持ってるのでどっちも使っての感想です。


www.iriver.jp
Macはコレ

 起動させて画面見ればわかるんですけど、普通にD&Dするのとほぼ変わらないです。つまり使い勝手はとても悪い。最初せっせこせっせこ移動してたけど段々空しくなってきたので他の方法を探すことに。しかしながらMacでは現状この方法しか無い模様。プレイリストなどもこのツール上では作れず。うーん、正直壊滅的に不便なので、なんとか公式からツールが出てほしいものです。

mediago.sony.com
Windowsで試したのはこちら。

 見た目からも操作しやすく、分かりやすかったです。何よりMacで地獄の苦しみを味わったので神のようなアプリでした。私はTimeMachine上で楽曲を共有してるので、起動してタイムマッシーンにあるiTunesMusicフォルダを指定したら楽曲の読み込みが始まり、程なくして完了。あとはAKari70を接続して放り込むだけ。チョー便利!サイコー!作成したプレイリストも投げることができるのでWindowsをお持ちの場合はこれ一択じゃないでしょうか。他にも便利なものはあるのかもしれませんが、私はとりあえずMediaGoで十分満足です。

3.なんか困ったらメニューを出してみる

 AKari70は画面の上部から様々な設定を呼び出せます。楽曲の検索なんかもできたり。曲を聞くこと以外の設定はこのメニューの「◆」に詰め込まれているみたいなので、そちらを見るとよさそうです。最初分からなくて大変困りました。あと、ケースに入れてるとこのメニューが微妙に呼び出しづらい。けど高い買い物だしケースに入れておかないと不安。このあたりはジレンマですが慣れるしかないですね。私がメニューを出して一番最初にやったことは本体の名前を「AKari70」に変更することでした。

4.いまちょっと困ってるなあというところ

・画面遷移がめんどい
ある曲を聞いていて、他の曲を聞きたくなるときの画面遷移が結構ややこしい。毎回ホームボタンタップして探すのが最適解だと思いますが、iPhoneに慣れすぎていて指が勝手に今の画面から探そうとする。ここはもう慣れるしかなさそう。


・画面のテーマがどれも暗い
用意されているテーマが黒基調なものばかりなので、画面が少し見づらいなあと思うときがあります。今後明るめのテーマは配信されたりするのかな。


・プレイリストを一発で呼び出してほしい
プレイリストに行くまでに1回画面を挟むのが煩わしいので一発でプレイリストにいってほしい。あとプレイリストに曲が追加されると自動で最上段にいかなくていいのでおとなしくしててほしい。

【番外編】全然関係ないけど1時間でエージングしてくれるサイトを見つけた

Tips探し回ってる最中に偶然見つけたのですが、イヤホンのエージングが60分程度で完了する記事を見つけました。
head-bank.com


とまあ、こんな感じ。
 聞くという部分については文句なしですが、さわり心地のよさについてはiPhoneスマートフォン)に勝つのは中々難しいですね。一通り昔の曲を聞いて楽しんだら次はイヤホンを色々試そうと思っております。
 イヤホンについては調べれば調べるほど抜け出せない感じがしているのでお財布と相談して身の丈に合ったものを探そうと思います。

おしまい

AKari70がやってきた!

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AK(ari)70を買いました。
いや買わされたというべきか、それとも買うべくして買ったのか、ともかく我が家にAK(ari)70があります。AK70はデジタルオーディオプレイヤー(DAP)です。まあ要するにiPodです。少し語弊がありますが、つまりは高級なウォークマンを買ったというわけです。

 世の中には様々なDAPが存在していますが、アイカツの一部のコミュニティではAK70のブルーを「AK70はAoiKiriya70(霧矢あおい)だから実質アイカツ」とワイワイしていたようです。今年に入って「AK70はAKari(大空あかり)でもあるんだよな」という天才的な発言が広まりました(一部コミュニティで)。その後、オーディオに知見のある人たちが沼に引き込んだ(巧妙なダイレクトマーケティングを行った)結果、一人、また一人とAK70購入者が現れ、丁度DAPを探してた私も沼の奥底から足を引っ張られ、まんまと買ったのです。
 ちなみに、Akari70を発端に、様々な解釈がなされ「hinAKi70(ひなき)ですなー」「sAKuraba rora(桜庭ローラ)、やるじゃない」「Asahi Kasumi(香澄朝陽)」「白は白銀リリィ、つまりアイカツ」「shibuKi rAn(紫吹 蘭)」「そもそもAiKatsuだし」など、割となんでもありです。どんどんこじつけていこうな。
 このAK70を布教する初期のやりとりについては下記にまとまっていますので、アイカツをご存知の方はそちらをご覧になると楽しめるかもしれません。個人的にはこういうテンションのやりとり好きなので、これを読んで完璧に買う方向に舵が切られた形です。

twitter.com

twitter.com

こちらは実機のレビュー。こちらも買う前に参考にさせていただきました。
curiousbox.net



 というわけでAK70を買いまして、ついでにイヤホンも新調しましたので色々聞いてみました。イヤホンは昔SHUREの4万くらいのやつチャリンコに巻き込んで殺してから安物にしてたんですが、これを機に買いました。以下iPhoneで再生しているときと聴き比べての感想です。アイカツ曲以外にも聞いてます。あと私は音楽について音域とかドンシャリみたいな知識は全く持ってないので「すごい」とか「楽しい」みたいな緩い感想ですのでご容赦くださいませ。

 とはいえ聞かないわけにはいかないでしょうということで、アイカツスターズ!から最新のOP/EDを。再生した瞬間から音がものすごい増えていて戸惑いました。iPhoneでも結構聞いてたはずだけど、知らない音がいっぱい流れてくる!イヤホンのおかげもあるかもしれないけど、音がべったりしていなくて、立っているのが素人耳でもわかる楽しさ。c/wのBon Bon Voyage!はもっとすごくて、こんないろんな音が隠れていたのかーと、感心。感心?感動だ。

TVアニメ/データカードダス アイカツ! 2ndシーズンベストアルバム SHINING STAR*

TVアニメ/データカードダス アイカツ! 2ndシーズンベストアルバム SHINING STAR*

 お次はShining Starから「フレンド」を。これも再生したときから後ろでギターがハチャメチャにかっこいいメロディかき鳴らしてるのに気づいた。あとサビでさりげなくホーンも聞こえる。きっとiPhoneでも流れていたくらいの存在感だけど、埋もれてしまったのかな。ボーカルそっちのけで増えた音探しをしてしまう楽しさがありますね。

 アイカツ!から最後にもう1枚、Lovely Party!!から「チュチュ・バレリーナ 〜スミレ&凛〜 ver.」。はいカッコイイー!特に最後のサビのシンセ!こんなかっこいい音鳴ってたのね。アウトロの部分までそつなくかっこいい。しかもアウトロが終わると流れるLovely Party Collectionヤバい。AK70に追加するにあたって特に取り込み直したりしてないのにこんなに音が変わるとは思わず。今まで聞いてたのはなんだったんだろうか。

Black Ocean

Black Ocean

 お次はImeruatから「Imeruat」を。イメルアでいっちゃん好きな曲は果たしてどうなったのかと言いますと、弦がツヤッツヤ。ライブで聞いてる時の曲に近くて、ライブで聞こえてくるいろんなエフェクトもしっかり拾ってくれているというか、あれはライブアレンジではなくてもともとこういう音が鳴っていたんだと初めて知りました。次にライブ行く時が楽しみで仕方ない。

 響け!ユーフォニアムのサントラ、おんがくエンドレスからは「三日月の舞(全国大会銅賞ver.)」。ユーフォニアムは題材が吹奏楽なのでサントラも演奏も音が多く、こういうプレイヤーと相性いいんじゃないかなーと思ったらドンピシャ。特に楽しいのはパーカスの存在感。やっぱりiPhoneで聞こえてなかった縁の下の力持ちたちの音がズンズン聞こえてきますね。あとは「宝島」のバリサクのソロがめちゃんこかっこいい。もともとかっこいいけどもっとかっこいい。楽器の音がそれぞれしっかり立っていて、くっついていないのがはっきりわかります。

ONE LOVE

ONE LOVE

 大好きなGLAYからは悩んだけど「STAY TUNED」を。アイカツの曲は2万回聞いてるかもしれないけどGLAYの曲は2000万回聞いているので、より違いがわかるだろうと。ざっくり10年は聞いているのに全然聞こえてくる音が違うよー。どうしようか。ライブでも何度も聞いてるのになんでこんなに違うんだろう。間奏で聞こえてくるTAKUROのベースで涎出そうになる。

Million Dollar Baby

Million Dollar Baby

 鬱映画の代表作として挙げられやすいミリオンダラーベイビーのサントラ。サントラめっちゃいいんですよこれ。作品も好きです。クリントイーストウッドはああいう人生の選択は必ずしも良い結果に転ぶとは限らない系統のお話好きだよね。聞いたのはメインテーマとも言える「Boxing Montage」。いやーアコギを目の前で弾いてくれるかのような骨太さ、たまらんです。ちゃんと弦に指がかかってスレたときの音が聞こえる素晴らしさ。

Heart of the Celtic Guitar

Heart of the Celtic Guitar

 もう一枚、ギターつながりでAndrew Whiteのアルバムから「Primavera」を。あ、これすごい。すげえっす。スゲー!音楽に詳しくない自分でも思わず言ってしまう。つまり音に"""""""""""深み""""""""""がある。音を横から見てるんじゃなくて、斜め上から見下ろしているかのような奥行きが幸せすぎてちょっとこれはあんまり言葉が出ないですね・・・。このアルバムなんかも通して1000回くらい聞いてると思いますけど、今更新しい音が流れてくる。強すぎる。

Echo Night(通常盤)

Echo Night(通常盤)

 ADAM atから「In To Law」を。新作をリリースするたびにバラエティ豊かな曲を聞かせてくれるADAM atですが、今回はかなりいろんなメンバーが参加しているのでこれはきっと楽しいだろうと思って再生。打楽器がちゃんと跳ねて聞こえてくるのがとても楽しい。あとはギターなんかの弦楽器を弾いた時に出てくる歪みも細部まで聞こえてくるので生音を聞いているのに近い楽しさがあります。

SWEET / 青い花 オリジナルサウンドトラック

SWEET / 青い花 オリジナルサウンドトラック

 最後は大好きな羽毛田丈史さんの曲。青い花のサントラから「木漏れ日を駆け下りて」を。楽器が少しずつ増えていくこの曲。やっぱり楽器の音が一直線ではなくて、しっかり立体的に聞こえてきます。サントラ後半の「演劇祭」はキラキラさが増していて煌びやかに。というかこの曲こんな音あったの・・・(13分ぶり4回目)

 というわけでアイカツだけに括らず色々聞いてみましたけども、思ってたよりずっとすごかったです。前述のまとめくらい楽しめるのかなあと思いましたが、断然楽しめました。高級オーディオを持ってる人は今までこんな世界で楽しんできたのか。そりゃあ若干オカルトっぽい方向にも進みますわね。思い切って買った高い買い物でしたが、とてもいい買い物でした。しかしAK70はまだ一段階変身を残していて、バランス接続が可能なんですよね。バランス接続は各自調べていただくとして、バランス接続用のヘッドフォン(イヤフォン)を持っていないわけです。つまりオーディオ沼が口を開けて待っている。

 それはさておき、DAPは決して安い買い物ではないですが、気になったら皆さんも是非買ってみてください。今まで持ってた楽曲たちがもう1段階楽しくなりますよ。まずは家電量販店や専門店で視聴から!


aiuto Astell&Kern AK70 64GB Limited Oriental Red ハイレゾプレイヤー  AK70-64GB-RED

aiuto Astell&Kern AK70 64GB Limited Oriental Red ハイレゾプレイヤー AK70-64GB-RED

あ、イヤホンはこれを買いました。


おしまい。

so far so / IMERUAT を聞いて

IMERUATのニューアルバム「so far so」がいよいよ発売されます。
公式サイト経由だと既に先行発売が始まっておりますが、CDショップに並ぶのは4月21日。
一足早く手に入れてぐりぐり聞いているので1曲ずつ感想を書いていきます。

ちなみに本アルバムは公式サイトから全曲試聴ができます。

http://www.imeruat.com/

というわけでレッツゴー。

01. Far Saa Far
まずは1曲目。まさに1曲目。たしかな1曲目。
この季節にもピッタリな緑の匂いをたっぷりまとった風が吹き抜けていくような曲。アルバムの発表から1年半、溜め込んだものが爆発するようなスピード感あふれる1曲です。途中で小川も飛び越えちゃう!ヤッホーIMERUAT!

02. ぽろろろろろろ
ボーカルのMinaさんが起きぬけに口ずさんだメロディから生まれたという1曲。1回聞くと頭に残って、ふとしたときに「ぽろろろろろろ」っと口ずさんでしまいます。
こちら、MVがとってもかわいいのでぜひ一度ご覧ください。

https://youtu.be/foLp7XvmdOk


03. のみたいな
こちらも続けて口ずさんでしまうシリーズ。
結構な波乱の果てに生まれた曲のようですが、分かりやすいメロディなので頭の中でサビが延々とループしてしまう危険な1曲。
この曲はこれまでに何度か聞く機会があったのですが、自分の中でこの曲は何故だか2曲目に来るぞ!絶対に!2曲目しかない!と思っていたのですが、3曲目でした。惜しい。
こちらもMVがありますよ!

https://youtu.be/ctcDkKySf94


04. Flakes
とてもIMERUATらしい曲。曲の入り方から全体的な流れまでの安心感パない。個人的にIMERUATは海に潜って水面を見てるときのような曲が多いと思うのですが、こちらはまさにそんな感じの曲。音も無くて下はずっと深くまで続いていて(しかも暗い!)、でも水面はキラキラしていて、その間に浮かんでいるような感覚があります。あとなんか途中でドラクエの呪文の音みたいなのが聞こえる。

05. kilto kilto
曲の初めに「Atmosphäre Op.1 No.1」が使われている?ただ単に同じメロディ?
とても家具みたいな曲だなーと思うのですが、私は勝手に、この曲はPropelled Lifeに収録されている「ヴァルヴァーラの野望」のあとのお話だと思っています。焚火を囲んで昔(ヴァルヴァーラの野望)の話をする老人、の曲。曲として特別リンクはしていないと思うのですが、一番最初に聞いたときパッと思い浮かんだのがヴァルヴァーラの野望なのでした。木の匂いがするんだ。

06. 里山デパートメントストア
IMERUATにしては珍しいな、と思う曲の入り方。こんなハッキリ「曲が始まったよー!」って知らせてくれるのはGiantくらいのような・・・。
しかもこちらも明るく元気な曲、スキップしてるみたいな曲。ふわふわっとした音楽に紛れて聞こえる不思議なアナウンス、耳を傾けて聞いてみると何やら少しブラックなアナウンスが聞こえてきます。なんかこういうテイストの曲、他にもあったなあと思ったのですがACIDMANの「公園」ですね。あれも音楽と歌詞のミスマッチさが際立っていました。

07. Quarter Tones
「04.Flakes」に近くてIMERUATっぽさモリモリ。何やら喋ってるなーと思って音量上げてみたらムックリのワークショップの様子が流れているんですね。静かだけど音がゆるっとつながり続けていて中々終わりがこない。段々息苦しくなってくるところで終わりがやってくる。

08. 暗殺したい!
はい来た。はいこの曲きましたねっと。満を持しての登場ですよ、と。2015年7月25日(土)に下北沢ホールで行われた「ミナ・ポニーカの革命前夜」で演奏されたときに最初のメロディでグッと心臓わしづかみにされてヴァイオリンが入ってくるところでそのままグサッと刺されて殺されたはい死んだはい殺されたそんな1曲待ったこの時至福のひと時20か月の長い歳月IMERUATからのプレゼンツ、Yo HO YO YO YO...
はい、今回のアルバムで一番好きな曲です。上にも書いたように初めて聞いたときに一目ぼれしてずっと聞けるのを楽しみにしていました。あっという間に過ぎていく時間をしっかりじっくり聞いていただきたいです。

09. ルフルール
春を感じる曲。春っぽい曲というと「Haru no Kasumi」とか「野を越えて」なんかが思い浮かびますが、この曲はもっと標高が高い少し肌寒いところが思い浮かびます。あれあれ、映画のサウンドオブミュージックでマリアが子供たちとハイキングに行く、あの感じ!

10. LIFE CM
暗殺したい!の次に好きな曲。ここまでバラエティ豊かに色んな曲が流れてきたのを1つ前のルフルールと合わせて一回リセットするようにゆるっと、ふわっと着地する楽曲。深呼吸タイムです。

11. La danse Battaki
過去にリリースされた作品、Battakiの別バージョン。Battakiは積み木のような曲だなーと思っているのですが、こちらはうねりが加わって粘土みたいな曲。アレンジ次第で色々な形に変わっていくのが面白いです。

12. 草原駆けて
最後の曲。ここまできてこの曲に繋がるのはなんというか、ズルい!あんなにも爽やかで駆け抜ける曲を1曲目で聞いたのに最後にもう1回スッと手を差し伸べてくる。もっかい行きますか、って。
そりゃあもちろん、いいですとも!